入り身運動:陰の陰の残心
入り身転換 踏み替え 回転(前方/後方)
一教運動(表/裏)
正面打ち一教運動表・巡り:直突きから陽の陽で相半身入り身運動・対側は振込突き近似で受けの上腕を擦り上げ陽の陰から陰の陽に舟漕ぎ運動で結ぼうとする。受けは入り身転換呼吸法昇氣で首の付け根まで取りの魂氣を導き・踏み替えて一教運動表に転じ取り受けは逆転。途切れず繰り返し。
*立技正面打ち一教表の受けは入り身転換に徹すること 取りが振込突き様に受けの腕を擦り上げ舟漕ぎ運動で陽の陰から陰の陽に巡るとき臍下丹田への結びに先んじて、受けが体の変更近似で後方に転じて歩むと稽古は放棄される。互いに基本動作を知る取りと受けの間に阿吽の呼吸で錬磨に値する技の稽古がなされるべきである。技の成立を良しとせず受けが先んじて自らに結び、取りに対して稚拙を示唆するばかりか、上記の如く放棄に繋がる動きは前述の合氣道の基本動作を欠如したものである。礼節の中にこそ観念を排して互いに錬磨を尽くす稽古がある。闘争を前提としたかけひきの術の応酬はその先か後か、いずれにしても開祖に連なる道場にはあり得ないことを開祖ご自身が稽古の心得としてお示しになっている。
*天地投げは基本動作の示す通り入り身運動・隅落としの中で呼吸法を行うもので、胸と胸が当たり受けが後ろに落ちる姿には基本動作を見いだし難い。
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