2010年9月18(土)〜19日(日)多田さんと共に神氣館を代表して参加した。
快晴に恵まれた岩間の合氣神社に開祖の銅像は厳しくも思いやりのある眼差しで私を迎えてくれた。それというのも、開祖は遥か彼方に目付けを置くのでなく、足下の私に目をやるお姿であった。
田辺市の国際大会以来2年ぶりにお会いする茨城支部道場の師範の方々や、北海道から熊本まで各地から参集された合気道指導者の方々とは3年ぶりにお元気な姿を見つけご挨拶させていただいた。ポーランドからも団体で見えており、その他米国人が神奈川から参加されていた。すでに、岩間に内弟子としてイスラエルとフランスから住み込んで修業している人もおり、国際色豊かな講習会だった。道主による基本動作を各種技に繋げた稽古のなかで種々の接触から展開する系統的な基本技の修練は、丁寧にそして和気あいあいと進められ、私は海外の方の内三名と稽古をすることができた。道主から直接温かい声をよくかけていただき、規模の大きな講習会にありがちなネガティブな緊張感をずいぶん和らげていただき、稽古の合間には道主を中心に笑顔やユーモラスなやり取りが至る所で見られた。
そこで禊をすることにより開祖の魂に触れる気持ちはその後の稽古や生活の中にしっかりと生きていくはずである。来年を楽しみに100余人の仲間と別れ、帰途についた。
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