- 禊
- 単独呼吸法
- 合気体操
- 単独基本動作
- 相対基本動作
- 片手取り内巡り入り身運動入り身投げ
- 片手取り外巡り入り身転換二教
- 片手取り四方投げ表
- 突き後手相半身四方投げ
- 後ろ肩取り入り身転換呼吸投げ
- 相対基本動作:坐技一教運動表裏
- 坐技正面打ち三教表裏
- 横面打ち相打ち逆半身二教
- 交差取り入り身転換二教
相対基本動作を最小限確認し合って技をできる限り多く展開していきました。
イメージは記述としては白紙にしました。
どうでしょうか。
よいお年を:一年分のリラックスと多くの準備を正月三箇日かけて済ませましょう。
新しい年には、ベテランは今日のような稽古を自主的に積極的に行ってください、短い時間でも十分です。相対動作(相対基本動作の連なり:1、2、3…残心、つまり技)の速さは、この連なりを忘れないで、リズムが短く完結するように努めてください。出来上がっていくうちにいつかは段階的表現が一気の動作に進展するでしょう。この長い過程が技の表現を自ずと産み出すのです。ここまでくれば返し技が単なる受けの基本動作の放棄ではなくなります。また、基本動作の連なりの随所で受けが放棄することは、体得過程の互いの協力を逸脱し、競うことと錯覚する行動です。指導者が受けを取る中で受けとしての動作を停止しあるいは逸脱するからには、基本動作の連なりの合理性を互いに再確認して技の成立を目指さなければなりません。黙って違いを示すだけが指導ではありませんし、単に型を完成させてあげることでもありません。
初めから形をなぞる稽古に終始しても、すぐに面白く無くなります。形を覚えてしまうからです。核心を体得しないと自信が伴いません。持続する心は、核心を知り、体得した動作を行うことの合理性を各人が良しとするところにあります。
新人は、単独・相対基本動作(魂氣と魄氣)をより確実に体得して、反射的に連なって動けるようにしてください。稽古の楽しさが増すからです。次に二つ以上の基本動作を適当に連ねて調子をつけて動けるようになりましょう。受けを動作に導く一歩ですから。この一つ一つの段階ですでに取りが勝っていることを目指していく稽古です。
通常、道は遠いようで近いから面白い。近いようで遠いとすぐ面白くなくなるのです。先手、後手や相打ちの動作も、剣・杖の操作も、初心から整然と行いましょう。分類できない癖や我流の動きは、初めのうちは道路に散らばる石のように邪魔で危ないだけです。悪路を走らねばならないことは、稽古の設定の仕方で体験できますが、現実にはやはり避けて通りたいですね。
新しい年にまたお会いしましょう。
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