1.「合気道における事故の現状、防止及び対処について」青木正典先生(行岡病院脳神経外科医長、合気道弐段)による講演
2. 嶋本勝行師範(合気道豊中正泉寺道場、合気道八段、大阪府合気道連盟理事長)による指導稽古
3. 演武大会一部:各道場演武 17団体・道場が出場
二部:各道場の若手指導員演武 12団体・道場
昨年7月の第一回に引き続き神氣館からは5名が参加した。他団体の道友と稽古を重ねる合氣の交流によって、古くて新しい合氣道、合氣道は生きものであるということを実感した。
嶋本師範のご指導により、座り方立ち方、背の保ち方、目付けを通じて姿勢というものの本質について印象深く稽古させていただき、それは天地に結ぶ取りと受けの所作を感じ取ることに繋がるものであった。
道場演武では、坐技で氣結びを正面打ちと片手取りにて演武し、立技で呼吸法を片手取りにて表現した。予定していた、呼吸投げ/呼吸法から二教、は時間切れであったが、我々は共に合氣道を余すところ無く演武しきったと感じとることができた。ビデオはまだ見ていないので自身の形がどのように現れているかはわからない。単に順番や形が間違いなく円滑に動作できたということではない。合氣とその基本動作を心身の真中から出し切ったということである。
閉会のご挨拶を頂いた阿部師範のお言葉は、講習会の内容を参加者皆にわかりやすく解かれ、締め括りに相応しい大変印象深いものであった。
連盟と、加盟団体の大勢のかたの、努力と熱意に心から敬意を表するとともに感謝申し上げる次第である。
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