*降氣の形は始め腋を閉じる。それから開いて陰の陰で額に結ぶ。外巡りも昇氣も始め腋を開く。前者は後で腋を閉め陽の陽、後者は終始開いたまま陽の陽。違いを知ること。
*魂氣の一方は額に陰の陰、他方は丹田に陰の陽、受けの両手は取りの軸上天地に結ぶ。
*置き換えは踵の後ろに
*踏み替えたら前の足先に同側の魂氣を陽の陽で合わせる。
*腋を開けると回外が外巡り近似となり母指は地に向き、さらに取りの丹田に巡ってしまう。降氣の形から回外とは腋を閉じたまま母指が受けに向かう。その後で腋を開くから陽の陰で受けの真中に魂氣が進む(正面当て)。結果内巡り。
*今回が初稽古の会員さんにとっては、内容のおもしろさがはっきりしなかったと思う。単独動作の意味付けがまだはっきりしない。つまり、動作に意味(言葉)が合致しない。思いがまだ鮮明ではない。相対動作からの繋がりが明確ではないことからである。その上、相対基本動作の今回の主題は魄氣の極致であり、ふた呼吸の動作であるから容易いものではない。しかし、これを曖昧にする稽古は決して魂魄の結びを体得しきれない。
核心に触れる達成感は確実に自己のものとなる。積み重ねが導いてくれる。そんな稽古はもうすぐ。
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