*常に右手で剣を持ち右半身から左半身に入り身転換では降氣の形(陰の陽)で額に結び、左半身で正面打ち。左半身から右半身に入り身転換では回外して(陰の陰)額に結び右半身で正面打ち。剣は常に剣線に一致。
*常に右手で剣を持ち左に外す時陰の陽で額に、右に外す時陰の陰で額に結ぶ。左半身の正面打ちは回外、右半身では回内して剣で打つ。
*入り身運動は、「宮本武蔵兵法三十五箇条二ツの足と云事」より、一歩入るだけでは入り身にならない。後ろに引くときも「足は二ツはこぶ物也」「つぐもひくも、足は二ツの物也」。入り身運動は魄氣の陽と送り足による。天地投げは逆半身外入り身運動と呼吸法の魂氣で結びとし、魂氣を陽の陰に巡ると共に相半身外入り身運動で残心とする。残心は二つの足が一つになった瞬間と見るべきであり、魄氣の陽でもなく陰でもない一瞬と云える。入り身運動、転換、残心に剣/杖の足腰が生きていなければ、合氣の剣/杖に繋がるものを見出し得ない。
*襟を取らした手を外さない。付けたまま90〜180度の転換で両手と上体の三位一体によって二教に取る。裏は踏み替え向き直って絞る。
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