第三回大阪府合気道連盟講習会・演武大会に参加された皆さん、ご苦労様でした。
あれだけ多数の初対面の方々同士で、和気藹々と研鑽する事が出来るのですから、やはり開祖のお造りになった合氣道は偉大です。
いつもこのような大きな講習会で感じるのですが、目指す核心である『合氣道』という開祖のお示しになったものはつまるところ、一人一人にとって『合氣道とは?』という課題なのではないかという思いです。多くの人々の心を引きつけ、熱い鍛錬へと導いて止まないのは『?』にも理由がある様です。老若男女一人一人の課題は正に千差万別ですが、開祖があれほど『合氣神髄』にも書き記された本質を、言葉と観念と動作の三位一体で把握するとなれば容易ではないという事でしょう。
教えを受け、互いに稽古を積み、新たな課題と目標はしっかりと心に芽生え、しかも気骨をより熱く堅く持つ機会となれば、このような形の稽古法に勝るものはありません。
それにしましても、合氣とは、やはり天地に連なるものなのですね。様々な人と人が単に動作し合う限りではとてもこのような会が成り立ちません。交流と切磋琢磨、限界を知りながら愉快に過ごすひとときは単に個人の行動に留まるものではない様な気がします。
以上、熱風の道場における感想でした。
集合写真はフォトギャラリーに掲載しましたが、おなじものを幸町道場での稽古でお渡しします。
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