戦後半世紀以上、まさしく国民と共に歌って来られた歌手のお一人がお亡くなりなった。
心を動かす歌の数々は、人々の成長のそれぞれの場面で絶妙に調和し続けて来た証であろう。人を思いやり、励まし、慰めることは元気をあたえることそのものであり、武道でありながら合氣道の心もそれに矛盾するものではない。しかも、最後に、あれほどひしひしと心に迫る歌と言葉。
どれほど多くの人がご冥福を祈り、あらためて深い感謝の気持ちを捧げたことであろう。
鳥の将に死なんとするや、其の鳴くこと哀し。
人の将に死なんとするや、其の言や善し。 『論語』曾子の言葉
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