道主のご指導(11:30〜13:30)
*順序はこの通りでないかもしれないが、受けの動作と取りの基本動作の様々な組み合わせで多くの技が生まれることをあらためて感じ取ることができる様にご配慮いただいていることがわかる。
初動は、厳密には単独動作であるが、研鑽会では日常の稽古仲間と異なるというだけで、単独基本動作が抜け落ちて、いっきに相対動作へと入ってしまうことが多く、取りとしての主体性が生まれず受けに影響された動作に陥り、自己の体軸や両手の魂氣の陰陽が曖昧になりやすい。受けに技を施すにはともかくどうすればよいかという動作になりがちで、取りの魂氣だけで受けの体軸までを挫こうとする気持ちにいつの間にかとらわれていく。
次回の幸町道場の稽古は、道主にご指導いただいた呼吸法(呼吸力)と入り身・転換
あるいは転換・入身・転換の動作から様々なわざが生まれて行くという合気道の技法の要訣を、しっかり反芻したい。
交流稽古での逸る気持ちが動作に負の効果を与える傾向は、基本動作の反復・体得によって必ず克服される。
コメントをお書きください