-
杖素振り:突き三本、上段受け流し、上段返し打ち、杖合わせ
-
組杖1、3、10
-
剣合わせ正面打ちに二本、突きに二本
-
組太刀4より突きに下段受け流し・突き
-
禊
-
単独呼吸法:降氣、回外、昇氣、一気、両手で氣の巡り
-
単独基本動作:入り身転換・反復、前/後方回転
-
片手取りから相半身両手取り天地投げ表/裏
*一教運動の魄氣で逆半身外入り身から相半身に進め足先を受けの軸足(後方の足)に向け、同側の魂氣を陽の陽で受けの頤を擦り上げ目付けは掌に合わせる。陽の陰に返して丹田に結び残心で技の成立。
*一教表の一教運動は相半身内入り身から逆半身に進め、足先を受けの軸足(後方の足)に向ける。
-
突きに杖巡り近似逆半身天秤投げ
-
諸手取り外転換呼吸投げ/内転換呼吸投げ/内転換一教:外転換では回外、内転換では陽の陽。いずれも降氣の形で上肢は畳んで、手首の屈伸と母指先から魂氣を発する想いで順次上肢を伸展するから脇を開くのは最後になる。
*呼吸投げは、呼吸法(呼吸と共に氣結びを為す)にて魂氣を地に結ぶ。同側の膝を地につけ額から陰の陰で母指先を地に直結して、他の指で地を指の方向へ這わせて立ち上がる。
-
片手取り外巡り横面打ちで逆半身外入り身(転換)呼吸投げ:受けの側頭に結んだ魂氣は陰の陽で地に着ける。腕を振るって前に投げようとすれば結びが解けて腕が離れる。
- 片手取り外巡り対側の直突きで相半身外入り身転換呼吸投げ:入り身転換は陰の魄氣であるが、取りの額に陰の陰で結び上体の軸を直立させる。そのためには転換のあとの目付けが肝要(画像①)。
コメントをお書きください
越智敏博 (木曜日, 12 2月 2015 11:57)
いつもありがとうございます
辻本 (金曜日, 13 2月 2015 05:10)
入り身は魄氣の結び、即ち接触ですから当たらず離れず詰める。魂氣は陽の場合と陰の場合がありますけれど、魄氣はいずれも陽で入り、残心は送り足、転換は陰の魄氣で終わります。単独基本動作入り身運動は残心で終わり、入り身転換・回転は陰の魄氣で終わっています。陽で入り、陰で終わる魄氣の動作は鳥船そのものであり、体軸を傾けないで移動するために自ずと腹式呼吸を選ばざるを得ません。魂氣の三要素を動作するためには体軸の直立が欠かせませんし、魄氣に結んだ軸足との連結は必須です。鳥船の姿形には全てが含まれています。形から入る稽古では中身を少しずつ容れていかなければ意味がありません。しかも中身を知ってこそ、それが可能になるのですね。開祖や先達は我々に努力することを教えてくださっただけでなく、知恵も授けてくださったはずです。
辻本 (金曜日, 13 2月 2015 07:56)
私たちはその知恵を授かって努力を生かすことができるのです。感謝の心が生まれない筈はありません。