*陰の陽で包んだ魂氣を与えて受けの手刀に触れたとき、吸気とともに陽の陽で開く。力む箇所は無いはず。
*指や肘、肩が力んで固くなり、息が止まるのは魂氣三要素を動作しないからである。足腰では、直立二足歩行(軸足の分担)を忘れて両足で常に突っ張って入り身・転換を行えば、魄氣の陰陽が曖昧になり、加えて残心と転換・回転のない動作となる。
*取りは、両足で踏ん張っていると、受けの手首を折り曲げて力んで捻るしかなくなる。足腰の後ろ回転と結べば包むだけで技が生まれる。目付けとともに体軸が中心で入り身・転換・回転すれば肘や肩が突っ張ることはない。
*狭義の陽から陰に巡る緊張伸展の瞬間を含めて力む箇所は無い。
*後受け身は、一方の足を畳んで同側の尻を着き目付けをそちらに向ける。
*前受け身は、半身で立って歩幅を肩幅以上に開き両手で輪を作り、両膝を開いて屈曲していくうちに目付けを内側に向け剣線上を腕の輪が回る。目付けを前に戻すと半身の後ろの足腰が地に着いて腕の輪を作ったまま前の膝を立てている。
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