18日 12月 2019

幸町道場稽古　陰の魂氣は呼気相で発条を作る

合氣体操
単独基本動作：入り身運動（魂氣は陰の陰・振込突き・横面打ち・下段受け流し・上段受け流し）、一教運動表、内巡り入り身転換（片手取りを想定）、外巡り入り身転換（交差取りを想定）、前方回転二法、後方回転、膝行
禊：天地の結び、鳥船左右左・振り魂、気の巡り
相対基本動作、坐技片手取り呼吸法（陰の陽で畳み、陽の陽で母指先から虚空に伸ばす）を振り子運動と入り身運動を伴って。
坐技交差取りに振り子運動で外へ巡り天に起こして、対側に軸を移すと同時に膝を開き、陽の陰で母指先から緊張伸展して反りの方向に合わせると円を描いて下丹田の前で母指先が地に結ぶ。正座に戻って腋を閉めると受けの手首屈側を上から矢筈で被せて取り返している。
交差取りに外転換で陽の陽にて掌を開くと呼気で肘を畳みつつ目付けを受けの真中に向けると魂氣は陰の陽で側頸に巡って中丹田を降氣で下丹田に下ろすと、陰の陰で受けの前腕伸側を払って同側の足を軸足に交代すると、逆半身外入り身を振り込み突きで行って受けの同名側頸部を包み、転換すると、払った手は陽の陽で受けの手首を取り返している。体の変更から八相返し打ちで入り身投げ裏。
片手取り四方投げ表：前方半回転繰り返しで。四方投げの持ち方で陰の陰の魂氣（二教の手）を額に結ぶと、両手で受けの手首を柄に見立てて上丹田に振りかぶっている。同側の足先を外股で回転軸とする体軸の確立で、受けは背側湾にて取りの正面打ち近似の項への魂氣を待つだけとなる。受けの腋は最大限に開いて肘が畳まれ手背は項に着いて母指先が背部正中で地を指している。取りが魂氣を下丹田へ巡らす間に受けは取りの腹部から後背側へと螺旋で落ちる。
後ろ両手取りに天地の結びによる非軸足を一歩後ろに置き換えて同時に同側の魂氣を下丹田から陽の陽とする入り身転換を行い、対側の手で受けの母指球を包むと体の変更とともに、はじめ与えた手で小指球の背側を包むと小手返し。同じく三教（詳細は略）。
片手取り外巡りと同時に振込突きを払わせて相半身内入り身転換で与えた手を陰の陰（二教の手）の魂氣で額に手背を結び、同側の非軸足を一歩後ろに置き換えると同時に陰の陽で側頸に母指先を結ぶと、上肢が畳まれて肘頭は受けの胸骨上窩に嵌まり、軸足側となる（空の気に結んだ）。対側の非軸足を内股に置き換えて入り身転換と同時に側頸から母指先を通して魂氣を虚空に発する（真空の氣に結ぶ）と受けの同名側の頸部に取りの前腕橈側が接して体軸へ魂氣が響き受けの底を抜いて取りの体側に巡る（腋が閉じる）と同時に入り身一足の残心、昇氣呼吸法：上丹田から側頸に降りるけれど陰の陽（小手返しの手）で母指先は側頸に結ぶから昇氣呼吸法の形そのもの（動画）。