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剣素振り:正面打ちで入り身/入り身転換
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剣合わせ,音無の剣、突きに下段受け流し突き :自然本体で右手に剣を持ち、①左足を半歩後ろに下げ剣線を外し右半身で陰の魄気となるが、剣先は受けの左前頸三角を捉え、受けはすぐさま受けの剣先で取りの剣先を内に払い、同時に取りは左足に体軸を完全に移すとその剣先はわずかに下りて、同時に右非軸足先は剣線を左に跨いで外すから取りの剣先はその足先に揃えてわずかに左にずれる。右非軸足は伸展したまま左軸足前面に太腿が重なり、②そこを滑るように降りて着地し、軸足交代と共に後ろの左足を小さく早く右足先の前に置き換え、左足先は受けの真中に向くように思い、同時に右足底で地を外に捻って腰・下丹田を剣線方向、すなわち受けの真中に回す(腰を切る)と共に右手を狭義の陰に返す。左手は脇が閉まるため左半身陽の魄氣を保って柄頭を受けの真中へ突き出し、右手は剣先で受けの右前頸三角を捉える。①②を連ねて瞬時に行う。
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禊:鳥船の陰の魄氣は後ろに軸足を〝確立〟すれば前の非軸足は伸展して足先の接地を維持して両膝が重なり、股が閉じる。
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単独基本動作:前方回転(一回転)。右足で外股の軸足を作る際、左足をまず軸に確立し、足先を90度右方向に向けて伸展した右足を左軸足の前でその両膝を接して、左足一本で体軸を支える瞬間から右足に軸足交代し、その膝裏に左膝頭を嵌めた位置から右膝内側を前面へ左膝頭が滑るように回る。右膝の前から右側に移ると左膝窩が右膝頭を包んで着地し軸足交代する。右足は非軸足になるから直ぐさま外へ捻れを解いて足先を置く。陰の魄気、三面に開いた右半身となる。
*軸足膝の上を非軸足が回って後ろに着地する一回転と同様に、安定して前方回転ができる。
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下段に与えて陰の陽で中段に畳むと、受けに逆半身で脇を突かせる導きとなるも魂氣を陽の陽で氣結びして下丹田に置き対側の手で一教運動表/受けが相半身のままなら一教運動裏。交差取り外転換一教表/裏
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下段に与えた手を外転換と共に母指先が内巡りから天に向けた所、中段で取らせ、受けの真中を天に円を描いて入り身運動、受けの後ろ三角で残心。片手取り外転換燕返し近似で入り身投げ。