27日 11月 2022

天神町道場稽古　相打ちにならない合気の剣の術理から相対動作が始まる

単独剣操法の自主稽古：剣素振り、合気の剣、剣素振りと合気の剣の両方から非軸足を内股で軸足に交代して反転。
相対基本動作：合気の剣
単独基本動作（初動は自然本体から）：①入り身運動で入り身一足（二教の手、振込突き、横面打ち、中段受け流し）、②上段受け流し＝一教運動裏③一教運動表（井桁に進んで軸足交代で連続入り身運動）、④下段受け流し⑤片手取り想定で入り身転換・体の変更、⑥片手取り想定でその場で内股に踏み詰め軸とし、後方半回転=体の変更（三面に開く）・その場で入り身転換（結局後方一回転）、⑦交差取り想定で後方半回転=体の変更、⑧外股の軸足とその膝に置いた同側の手を体軸として前方半回転連続、前方一回転、⑨後方回転
禊：天の浮橋に立たされて天地の氣に氣結びする／鳥船、左右左
単独呼吸法坐技：降氣（腋を閉じ陰の陽）、回外、昇氣（腋を開いて陰の陽）、入り身運動、振り子運動、両手で天地に氣の巡り
合気体操
坐技正面打ち一教運動：掌に包んだ魂氣の玉を受けの上丹田に与える思いで差し上げ、受けは手刀で正面を守る。互いの手首が接触する瞬間、掌を開いて母指先を受けの手刀の内側の空間に進め、上肢を伸展すると受けは対側の手を地に着けて体を支えるが、母指先は円を書いて取り自身の体側まで巡ると地に結ぶ。受けはうつ伏せで前に倒れ、取りの体側面に落ちる。
坐技片手取り呼吸法：母指先を地に向けて魂氣を下段に与え、接点で押し合わず、呼気で腋を閉じて掌を見るように拳が円を書いて接点より中へ入りながら母指先を天に起こし、吸気で母指先をなおも外に向けて手指を全て開き、上肢を緊張伸展して受けの手の外にある空間へ進めるとさらに円を書き地に掌がついて結ぶ。受けは正座から前方寄りに受け身。
坐技片手取り呼吸法：母指先を地に向けて魂氣を与え、接点で押し合わず、呼気で腋を閉じて掌を見ながら母指先を内側から天に起こし、さらに目の高さまで腕を引きつけると受けの手は伸展して腋が開く。取りは母指先を取りの頸部に向け、さらに受けの顔面に向けるべく回外して吸気で一気に手を開き、受けの腋の下から顔にかぶせるように上肢を緊張進展する。受けは対側の手掌を後方の地につけて体を支えるが、即座に呼気で手首を弛緩屈曲して小手返しの手にして腋を閉じて取りの体側の地に結ぶと受けは正座から前方寄りに仰向けで落ちる。
坐技片手取り呼吸法から二教固め：母指先を地に向けて魂氣を与え、受けが押さえにかかると同時に母指先を外に向け、伸展して二教の手とし、呼気で肘を弛緩屈曲して前腕を立て、同時に手刀を作って横面打ちで受けの手を取りの下丹田に導くと対側の手で受けの手背を包み同側の膝に置いて、手刀は受けの前腕を内から包んで手前に引き込むと二教表、受けの手背と肘を取りの両膝でゆっくり挟む。
杖取り：（直突きに逆半身で剣線を外して）半歩後方に置き換える体の変更で同側の手は杖先を上から抑えて鼠蹊部に結び、対側の手は受けの両手の間で杖を逆手で取ると、杖先をさらに下ろして受けの手元を天にして杖先を受けの腋の下へ返し突きで逆半身内入り身すると一教表。
杖取り呼吸法二法：体の変更と外転換と
杖投げ：相半身で杖を取らせ、取りの外に導き杖尻の手を離して交差取り外入り身転換近似で受けを導き体の変更で受けの前に導くと自由な手で受けの同名側の手を下から四方投げの持ち方で取り、杖尻で地を掃くように入り身転換で四方投げ表。