2011年
4月
27日
水
*二人取りでは昇氣ではなく降氣で入り身転換。諸手で取らせた手首はいっさい受けのものであり、腋と肘だけが魄氣に結ぶことができる(腋を閉める)。脇を閉めると魂氣も陰で降氣の形を取り、入り身が可能となる。あらためて腋を開いてその隙に同側の足先から入り身転換、魂氣は額に巡り対側の肩に降りて丹田に結ぶ。
*両者の手を持ちかえす。それを左右に合わせて開き杖巡り近似で上に重ねた方の魂氣は額にむけ、同時に下に置いた手の受けに密着する(二人が緩まないよう正面に対峙しない)。単独動作としては入り身投げのイメージ。
*二人に対して転換・踏み替えを繰り返す度に降氣の形・回外を順番に行い間合いが詰められる。回外を含めて順に結ぶと丹田に両者を前後して二教に。
*一歩下がって陰の魄氣で両手を同時に降氣の形に呼吸法を行えば、同時に回外・二教が可能。
2011年
4月
20日
水
*下段昇氣で中途脇を閉じると中段降氣に一致する。上段は正面打ち表。
*諸手取りの場合は降氣・入り身転換から陰の陽で側頚部に結び、踏み替えて陽の陽。
2011年
4月
17日
日
*表は陽の陰で丹田に巡り昇氣で上段へ、裏は陽の陰で丹田の前を降氣の形で巡り額に陰の陰で結ぶと同時に同側の足で剣線を対側へ外し、軸足として受け流し・返し突きで左右連続。
2011年
4月
13日
水
*後ろ取りの結びは悉く杖巡り近似
*剣線を外さない。互いに隙間を作らない。表は入り身転換と昇氣、裏は後ろ回転・後ろ結びと踏み替え・昇氣から降氣の形・入り身転換(一教運動裏)・置き換えの繰り返し。
2011年
4月
10日
日
*呼吸法表は説明演武のみ
*片手を取らせ外巡り入り身運動・対側は後方にあり、陰の陽から振込突き近似で陽の陽・陽の陰に巡り陰の陰で丹田に結び残心。掴み技、正面打ち表、後ろ取りなど取らせるときの陽に向かう手の対側は陰の陽で腰の後ろに結んでおく。曖昧な魂氣にしない。
*裏の固め:受けを俯せにし、三教に取っている手と対側手とを入れ替えて小指球側をすくい取り、迎えに行った胸に当てる。
2011年
4月
06日
水
*「基本動作の連なり」後ろ両手取り参照。天は陰の陰、地は陰の陽、魄氣は後ろ入り身転換を受けとの結びとする。後ろ回転からの小手返しは別の機会に詳述する。
*天地投げ 入り身投げ 腰投げを演武のみ示した。
*後ろ取りは特に、曖昧な動作では氣結びができない。
*四教を補助する手首の把持方法:三教に共通するのは陰の陽で降氣の形で把持すること、異なるのは指先ではなく手首と掌底の間。一教や二教との根本的違いにも留意する。
2011年
4月
05日
火
本年度の稽古指針をすでにお示ししておりますが、すぐに昇段審査があり、7月には府連盟設立記念行事として演武も予定されています。
日常の稽古においては、合気道の要素を丹念に実践することで一つ一つ達成感を得るよう心がけていただいています。しかし、審査や合同稽古、演武においては、受けに苦痛を与える事ができるか、受けを圧倒しているか、多数の技を演じることができるか、変わった技を工夫しているかなど、いつの間にか合氣道の成り立ちである基本即神髄の要訣を喪失し、気分が舞い上がり、何を演じるか、何を評価してもらうかが空白となり、受けと結んだ結果の残心をも見失う事となる傾向があります。
我々の指針は、言い換えると、合気道全般に陥りやすいこのような特徴的状況を排除することに連なっています。これから迎えるいくつかの課題に対しては正勝吾勝勝速日を今一度思い起こして、合氣神髄を引き寄せようではありませんか。
「合氣道の特徴」の“正勝吾勝勝速日の私的解釈”参照
2011年
4月
03日
日
*指導:多田指導員
*指導:北村指導員
*指導:木山指導員