2011年
6月
26日
日
*表技:入り身して進む方向の目付け、両肩を結ぶ線が剣線に沿う様、魂氣の陰陽をはっきり示す。特に陰を一旦腰に置く。
*裏技:転換の方向に目付けを(陰の魂氣を陽で差し出し、その方向に目付けを置く)。足先は陽の魂氣に揃える。軸足と同側の魂氣はそれぞれ陰、対側の手足は揃えて任意の方向に進める事ができる。
*取りの腋を閉めること(降氣の形)、開いた受けの腋を占めること。
2011年
6月
22日
水
*対側の魂氣を陽の陰で差し出す時、手足腰の一致によれば受けの上腕に接した瞬間母指側はそれを押し上げることができない。魂氣が陽で伸びきった上に天へ飛び出すことには無理がある。母指の接触によってそこを中心として他の四指が陰に巡らなければ魂氣三要素に矛盾する。上腕を持ち上げて押し込もうとする仕事には筋力が介在する。巡ることで方向が変われば受けの上肢も自らの復元力によって陰に巡って、取りの丹田に結ぶ。
2011年
6月
19日
日
*一教運動裏の目付も魂氣は額に陰の陰で始まり、母指の方向に目付を向け、魄氣の片足が剣線を跨いで受けの中心に向かい足先の降りた瞬間に、軸足を作ると同時に目付をその足先方向に。
*手刀の振りかぶりと丹田への振り下ろしは、剣を振りかぶり打って丹田に巡る動作に比べて魄氣と魂氣の拍子が全く異なる。前者は陽陰で後者は陰陽陰。
2011年
6月
15日
水
*連続技こそ焦らず、一つ一つの技では相対基本動作の連なり(巡り)に気を留めて。気が急いても省くものではないから。
*最初の技は後手で行うのが自然。技と次の技との間では、先手か相打ちのつもりで。途中後手の技を示すときは一旦自然体で一瞬の間を置いてから。
2011年
6月
08日
水
坐技両手取り入り身運動呼吸法
坐技両手取り呼吸法陰陽
片手取り呼吸法表裏
片手取り四方投げ表裏
正面打ち入り身投げ表裏
突き後手小手返し逆半身/相半身
*取りは陽で正面に手刀をかざし陰で丹田に巡る。逆半身は結んで小手返しに取り、置き換え踏み替え置き換え。相半身は丹田から外巡り・対側の手で入り身転換して小手返しに取り・置き換え踏み替え置き換え。
坐技正面打ち一教裏
坐技両手取り入り身運動呼吸法
坐技片手取り降氣呼吸法
坐技片手取り外巡り入り身転換二教
後ろ取り呼吸法
両手取り天地投げ
諸手取り入り身転換呼吸法
諸手取り入り身転換呼吸投げ
正面打ち入り身投げ裏
横面打ち相打ち四方投げ表
突き後手横面打ち入り身転換取れずに入り身投げ
後ろ取り三教
2011年
6月
05日
日
*魂氣を陽で差し出し(吸気)瞬時に陰で巡る(呼気):舟漕ぎ運動、片手取り、一教運動の基本
*入り身転換/踏み替えで魂氣を陽で差し出すと受けの上肢は陰で巡って項に結ぶ。剣の正面打ちに近似、即座に陰で丹田に巡り、魄氣は送り足で残心。受けは取りの丹田を経て後方に後ろ受け身で落ちる。剣で正面を打った瞬間に巡って残心で構え、(突き…)。魂氣の陽から陰へ。
*片手取り外巡り入り身転換呼吸投げ、片手取り四方投げ、いずれも陰で結んで陽で投げ放とうとすれば、受けの上肢が伸びて結びが解けるだけ。魂氣に着目すると、陰で転換して陽で結び、陰で地に結ぶなり取り自身の丹田に巡り結んで残心、投げ技が成立。
2011年
6月
01日
水
*入り身転換のとき初動(陰の魄氣)で魂氣も陰で額に結び(踏み替え)、終末は一気に陽で受けの側頚に向けて差し出し直下の地に結び三教固め。
*道場演武、師範演武のテーマを中心に稽古を行っていく。
*迫力のある演武とは、正勝吾勝勝速日につきるが、吾勝(残心)の途切れない目付こそ要訣である。受けに対する迫力ではない。自身の魂氣と魄氣が結ぶ瞬間、禊にこそある。