2013年
2月
27日
水
*「単独基本動作2」の「後ろ両肩取り呼吸法の氣結び」参照
*後ろ取りは天地の結び。後ろ肩取りは地を丹田ではなく膝の上に。
*手を置いた膝を後ろに置き換えてから軸足とすれば回転ではなく踏み替え。この場合掴み技にも進展可能。
2013年
2月
24日
日
*四方投げは陰の魄氣で回転または転換で額に振りかぶり、魂氣魄氣共に陽で正面打ち近似。地に固めるには正面打ちの残心から同側の魂氣と膝を地について結ぶ。目付け上体が肝要。
*「単独基本動作2」の画像参照
2013年
2月
20日
水
*体の変更の意義を考える。入り身転換との根本的相違に気付くべし。片手取り逆半身外入り身転換・魂氣の内巡り丹田に陰の陽/交差取り相半身外入り身転換・魂氣の外巡り腰の後ろに陰の陽。それぞれ片手取りと交差取りの相対動作の氣結びで、両方とも技の一部を成す。例えば呼吸法の。しかし、体の変更はそれ自体が陽の魄氣と陽の陽の魂氣で受けを前方に放つ方法。そこから陰の魄氣に陰の陰の魂氣を丹田に結べば受けに与えた魂氣を巡らすことで取らせた手を外すと共に、後ろに手足とも置き換えると半身を換えて対側を与える。反復して体の変更の連続へ。
*入り身転換は魄氣を陽から陰への一区切りであり受けを固定させるものではなく、技の一巡りの一部分であり魂氣を丹田に結んで敢えて静止して左右交代する。体の変更は受けと結んだ直後に放つのであり、これも固定させるものではない。
2013年
2月
17日
日
*常に右手で剣を持ち右半身から左半身に入り身転換では降氣の形(陰の陽)で額に結び、左半身で正面打ち。左半身から右半身に入り身転換では回外して(陰の陰)額に結び右半身で正面打ち。剣は常に剣線に一致。
*常に右手で剣を持ち左に外す時陰の陽で額に、右に外す時陰の陰で額に結ぶ。左半身の正面打ちは回外、右半身では回内して剣で打つ。
*入り身運動は、「宮本武蔵兵法三十五箇条二ツの足と云事」より、一歩入るだけでは入り身にならない。後ろに引くときも「足は二ツはこぶ物也」「つぐもひくも、足は二ツの物也」。入り身運動は魄氣の陽と送り足による。天地投げは逆半身外入り身運動と呼吸法の魂氣で結びとし、魂氣を陽の陰に巡ると共に相半身外入り身運動で残心とする。残心は二つの足が一つになった瞬間と見るべきであり、魄氣の陽でもなく陰でもない一瞬と云える。入り身運動、転換、残心に剣/杖の足腰が生きていなければ、合氣の剣/杖に繋がるものを見出し得ない。
*襟を取らした手を外さない。付けたまま90〜180度の転換で両手と上体の三位一体によって二教に取る。裏は踏み替え向き直って絞る。
2013年
2月
13日
水
*すべて魂氣三要素(陰陽・巡り・結び)の思いを伴った動作:三位一体
*前方の足を後方に置き換えることで軸足を交代するには、移動する足の筋緊張が限りなく零に近いことが必要で、軸足に全体重をかけており移動する足が無力で振れること。少しでも力むと大きく後退してしまう上に重心の移動としての踏み替えが曖昧になる。歩く様にという自然の運びに近づけるための心の持ち方を稽古することが最も困難。稽古に終わりが無いとはこの種の相対動作や実戦における不備に対処することを指して言う。
*陰の陽で側頸に結ぶとは掌にすくっている氣をこぼさずに挙げる上限であり、さらに母指先を耳の後ろに向けていることは次に陽の陽ですべてを広げて与えるための極限の捻りを作ることになる。その上で踏み替えによる魄氣の陽で足先を合わせることが魂氣と魄氣の結びを成し合氣のイメージと動作が産まれる。
2013年
2月
10日
日
*上段受け流しの徒手の場合剣線を外す際、いずれの半身でも陰の陰で額に結び、そこから返し突き近似で対側の腕を陽の陰で逆半身外入り身。転換に伴い額に結んだ手は左右いずれの場合も陰の陽から陽の陽となる
*交差取り腰に結んで相半身外入り身転換(呼吸法)では以下置き換え踏み替えで一回転。諸手取り腰に結んで逆半身外入り身転換は後ろ回転で一回転:単独動作の画像参照
*両手で絞る二教ではなく結んだ腰の転換で捻るから、側頸に結んで上体の転換と共に絞る二教と同様に緩徐に締める。受けは合氣体操の二教運動のつもりで動作して痛みを感じる前に合図をする。調節の出来ない稚拙な取りの動作や、二教を体感しないで筋と関節を緊張させて逸らそうとする受けの動作はいずれも稽古にならない。負傷するか突っ張り合いに終始するかで、筋肉や血流の適度な刺激とはほど遠い。
2013年
2月
06日
水
*母指先が耳の前で地に向けば呼吸投げ。片手取り呼吸法は昇氣で陰の陽、諸手取り呼吸法は降氣の形から陰の陽。
2013年
2月
03日
日
*上肢を受けの後方へ陽の陰のまま突き出すと受けに結ばず魂氣は受けに伝わらない。残心は成立しない。
*後ろ取りの結び、四方投げの結び、呼吸法の結び、入り身投げの結び、小手返しの結び、天地投げの結び、胸取りの結び、受け流し、交差取りの結び(正面当て)。合氣道において“勝っている”とはこの結びである。対峙してすでに勝っていることの意味は初動における魂氣の巡りに入り身が連動する上に“絶対的な天地”に連なるこれら“結びをイメージ”していることによる。結びのイメージ無き対峙は漠然とした思いか形の想起に終始することとなる。
*語句・観念・動作の三位一体が体育のための普遍化、科学的理解の本質。