2013年
3月
31日
日
*入り身運動で送り足の時魂氣は外巡りの陰の陰で母指先の反りは外方から受けの後ろ真中に向かい目付は受けに向いている。送り足の踵は対側の足の踵を越えて土踏まずまで進めて、入り身・転換(入り身転換ではない)。一教運動表の魄氣。残心で受けは取りの内側後方に落ちる(丹田に結ぶ魂氣の対側は外巡りから腰の後ろに結び残心・陰の陰の外巡り入り身運動)。
*坐技両手取り呼吸法にたいして立技両手取り天地投げでは、受けの体感は落ちる高さの分螺旋となる。受けが自身の後方に倒れると取りに残心は無い。魂氣と魄氣の結び “合氣” が無い。
2013年
3月
27日
水
*前受け身を助けるつもりで地に結ぶ。受け身が始まらなければ母指を除いて揃えた指の方向に地を掃いて対側の膝も地に着き・その方向へ受けの手背と共に進めて対側の掌にて膝の内側で包む・二教固め。
*基本的には陰の陰の魂氣が額から対側頚へ・さらに丹田へ降氣で受けの魂氣は取りの中心を降りて足下に落ちる。ここでは額から鳥船の魂氣陽の陰で体側に巡る。受けは二教と四方投げを諸手に受けた状態で後方に大きく後ろ受け身。
2013年
3月
10日
日
2013年
3月
06日
水
*前方回転は軸足の足先の前を他側の足が外方へ回り込む。後方回転は軸足の踵の後ろを他側の足が回り込む。回転前の自然体や半身の目付の方向を前、背側を後ろというが回転の前後はこの意味ではない。自然体から、回り込んで着地したところが初めの前か後ろかによれば前に後方回転、後ろに前方回転と表現できる。
*また、たとえば左半身から前の足を後方へ一歩置き換え右半身として左足を軸にする後ろへの前方回転、または後ろへの後方転換(180度にしかならない)。左半身から右足を一歩前に進めて右半身とし、同時に右足先を外に向けて軸足とする前方回転は、前に前方回転、内に向けて軸足とする後方回転は前に後方回転(360度が可能)と表現できる。
*送り足で杖直突き近似による技の成立
2013年
3月
03日
日
*動作は後ろの足を陰で軸足に、陽で突っ張り支える足。後ろの足底と前の足先は終始地に着いてぶれない。陰で後ろが軸となれば前の下肢全体が伸展する。
*舟漕ぎ運動での魄氣は陰陽の動作だけであって、前の足先は離さないしずらさない。そのぶん前足は入り身で踏み込み、転換では置き換えや引きつけ、回転では軸足の前後での膝の屈曲をしっかり動作することが肝要。これらが無ければ足腰の動作や、剣・杖を用いることが空虚となり、一見して合氣道らしさの伺えない動きとなってしまう。
*習熟する過程であるからこそ土台を据えなければ伝統が雲散霧消するのに時間は要らない。伝統武道の本質は達成感の共有にある。
*「概要」の「禊」参照
*陰の陽で受けの上腕を取りの丹田の前に巡り対側の手を陽の陽で受けの手首に置き、取りの手掌が受けの前腕に重ならない様互いに手首が接し合う形で配置する。そこで陽の陰に巡って矢筈で母指先の反りの方向に再び狭義の陽へと巡る際、受けの指が弛緩屈曲の場合は容易に手背を包んで二教に取れるが、受けの手指が伸展した手刀の状態であればその指先までを回り込んで脇を極端に開くことが必要になる。そこで、取りは魄氣の陰として丹田を受けの肩に向け、受けの上肢から伸展している手刀の先を中心に受け入れる方向に位置し、魂氣を矢筈で狭義の陰から母指先の反りの方向へ陽に巡ると無理無く二教で把持できる。陰の魄氣の前方の足先は後ろに置き換えて受けの上肢を受け流すと受けの魄氣が取りと地の間に結ぶ。徒手では左手が剣先と近似。