2013年
6月
26日
水
*下段に与えたときの魄氣を入り身転換するが、前方の足の置き換えで半身は元の陰から陽へ。この場合は魂氣も丹田から陽の陽で発することで、取りの丹田に結んだ受けの手とともに受けは前方へ放たれて向き直る。反復して左右で体の変更へ。
*四教の固めは重心を受けの体側に接した膝に置いて行く。取りの体軸の傾きは三教と反対側。
2013年
6月
23日
日
*入り身運動は魄氣の陽と送り足・残心で完結。送り足が無ければ残心(自然体)による魄氣の結びが無く、基本動作の連なりが滞る。魂氣だけの手技で動くことになる。所謂力技、上体だけの技。
*坐技呼吸法との一致をイメージして動作すること。用語(言葉)とイメージ(思い)が動作を緻密に確立させる。この三位一体が無ければ動作に合氣が生まれない。曖昧な動作を力や形のみで補足することは氣結びではない。魂氣の陰陽巡りを十分に動作して氣結び即ち合気・呼吸法が成立する。…… 以下に画像
2013年
6月
19日
水
*下段に陰の陽で与えて触れることを予見すること無く巡る。入身転換は陰の陽から陰の陽のまま丹田へ、外巡りは丹田でさらに陰の陰から陽の陰、昇氣は陰の陽から陽の陽。受けと取りの初動によってできる隙間を入り身する。
*小学生は、触れたら陽の陽で結ぶ呼吸法に専念した。
*三教の手を“剣を取っての正面打ち”近似で脇・頸・頭頂を結ぶ線に打ち込む・丹田に結んで残心。 …… 画像参照
*つぼにあてがって地に押し付けても表面の点を刺激するだけ。両手で絞りながら魂氣を重心に載せて面で与える。
2013年
6月
16日
日
*片手取り入身転換、後ろ両手取り入身転換(後ろ取りの結び)、突き/正面打ちに対する横面打ち入り身転換、諸手取り転換から呼吸法での入り身転換や回転、そして後ろ肩取りや後ろ両肩取りの入身転換それぞれに左右の魂氣の結ぶ場所(手の置き所)があり、そこに意義がある。魂氣の巡りの途中の一点であり、受けとの距離、天地の高さ、魄氣の陰陽(足腰の軸と一方の置き換えという動静一如)そして魂氣と魄氣の丹田での結びという残心・正立による武技の成り立ちに関わってくる。要である。役割も自覚も無く垂れ下がったり、魂氣三要素から離れて無駄をして、合氣が、禊が成り立つ筈は無い。
*6月12日幸町道場での後ろ両肩取りの氣結び・前方回転(単独動作)、画像参照。
*魄氣はいずれも同じ動作であり、転換して前の足を踏んで軸とし後方の足を半歩進めて入り身。また、杖直突きに転換して振込突きの足腰に一致。
*参考:呼吸法裏=入り身転換・前方の足先(剣線に沿う)から踏み替えて入り身転換反復。呼吸法表=転換・前方の足先は剣線に直角であり、そのまま軸足とすれば、裏で前方の足先を踏み替えた状態に一致。後方の足を半歩前に進めて逆半身外入身。
2013年
6月
12日
水
*下段に与えて陰の陽のまま丹田に巡り入身運動に連ねて魄氣の陽の時、前の足先を受けに向けて軸足として転換する。従って魂氣は自身の丹田に結びつつ同側の足腰がそこを中心に半回転して取り囲む様に陰の魄氣となる。受けとの間を入る前に、取り自身の魂氣が自身の丹田に向かうことで生まれる脇の下から側腹・腰・前の足先を半歩入る。下段に与える間陰の魄氣でなければ入身はできない。
*以下に画像を示す。
*小学生は入身転換までとし、四方投げは片手取り二教の手からとした。
*この入身転換では、一方の肩にも受けの手が抑えに掛かるからその肩から遠位の手を同側の膝に置き・陰の魄氣の前方の足ではあるが回転の軸足として大部分の重心を落として停止し、基本動作とする。後ろ両肩取りの天地の結びであり、後ろ両手取りの天地の結びに近似するが、地の魂氣の結ぶ所に注目。両手は縦に並べて結ぶ、従って両肩を天地に置き、その遠位の魂氣は額と膝に分けて置く。
*両肩取りの氣結びは呼吸法の単独動作として以下に画像で示す。
2013年
6月
09日
日
*【ピットフォール】屈筋を収縮させての広義の陰では固い上肢で剣先が滞る上、魄氣は陽や四股立ちになっているため、次の突きで魄氣の陽による外入り身に繋がらない。
2013年
6月
05日
水
*弛緩は伸筋、屈曲は関節の姿
*広義の陰は弛緩・屈曲。回外は母指先の方向を定める。母指だけは常に緊張・伸展している。吸気で上肢を広義の陽とするための種火のようなもの。
*諸手に与える:陽の陰、母指先を地に。吸気・収縮・伸展(収縮は伸筋、伸展は関節の姿)
*相対基本動作での相対呼吸法も降氣は呼気・弛緩・屈曲(弛緩は伸筋、屈曲は関節の姿)
*昇氣は脇を開きながら呼気・弛緩・屈曲、直角に開いた時点で母指先は側頸に結ぶ。坐技片手取り呼吸法に同じ。
*関節の屈曲と伸展は、屈筋の収縮と弛緩ではなく、伸筋の弛緩と収縮を意識する。前腕や肩の筋肉で手首や脇の連係動作を迅速・円滑・確実にするため。
*呼吸法は背を受けの異名側の胸に当て、入り身投げは胸を受けの同名側の背に当てる
2013年
6月
02日
日
*「ギャラリー」参照
*横面打ちで入り身の際は魂氣が陽の陽・同側の足から魄氣は陽で入り身・転換。
*陽の陽で結ぶから陽の陰に巡ると手首を上から取れる。呼吸法(陰陽の巡りで結ぶと取れる)を抜きにして受けの手首を下から握ることは不可。取りが自ら二教の受けに嵌る動作である。
*与える、天地の結び、は「ギャラリー」参照