2014年
10月
26日
日
*剣を持つ魂氣は、陰の魄氣では陰とし、陽の魄氣と送り足では陽、直後の陰の魄氣(その場でステップ)では陰となるから、柄を両手で固く持って剣を上下に操作するものではない。
2014年
10月
22日
水
*受けの母指球と小指球を手背側から同時に掴めば小指球は包めない。
2014年
10月
19日
日
*陽の陽から陽の陰への巡りを限界から限界まで。手首を取りにいくのではなく小指から手掌を包むように陰の陽で真中に寄せる。四教のつぼは母指と示指から掌を包んでいく。
*二教で小指球を包む矢筈の手は受けの手首の内側で、手背を見るように限界まで陰に巡り、矢筈を閉じながら受けの小指球を包んでいく。
2014年
10月
15日
水
*二教表:陽の陽から陽の陰の巡りに矢筈の開きは手背をしっかり見る瞬間を作る
*三教表:小指球を包むとき母指は蓋をすると受けの母指球にその手背側から密着する。取りの指が弛緩屈曲して手掌を包んでも(相対動作では受けの小指球を包んでも)母指は緊張伸展していること。広義の陰でも母指は終始陽であることが魂氣の要訣。
*四教表:陽の陽から陽の陰に巡ってさらに降氣の形の陰の陽で受けの手首を真中に寄せると、対側の手も降氣の形の陰の陽で矢筈を作り受けの橈骨外縁から陰の陰にて巡ると示指の付け根が橈骨内縁に嵌まる。示指から屈曲して矢筈が閉じるように母指で蓋をしつつ手掌を包んでいくと、母指から魂氣を発する陽の陰で、脇を閉めて示指の付け根まで緊張伸展・振り子運動を加えて体軸を寄せる。
2014年
10月
08日
水
*脇を開いて前にのばすと受けが前に進んで離れ、地に結ぶことはない。手も離れる。
2014年
10月
05日
日
*詰めて送り足で体軸と目付を自身の手刀の外へ外す。目付は受けの後方のまま。
*転換して入身は外して詰める。目付は受けの目付の方向へ転じる
*入身転換とともに横面打ちから陰の陽で受けの側頸に結び、同時に取りの異名側の側頸に結ぶと、取りの胸と受けの背の密着(魄氣の結び)が成る。受けの側頸に結ぶだけで取りの側頸にまで結べないときは受けが軸を曲げて前方に移動している。四股立ちで静止して受けの上体を両腕で引き起こす動作は基本動作には無い。受けの体軸は取りの中心から離れていくばかりである。取りは後ろに軸足を置き換えて後ろ回転(踏み替え)。膝を畳む小さな半径で受けの体軸移動に合わせることで魄氣の結びを成す。
*受けの剣線上の突きに対し取りは魂氣を陰の陽で同側の足先とともに突きの下を掬うように剣線を内側に外す。すぐ回外して母指先は受けの側頸を指している。受けが後出しで取りの軸へ突き、取りがその手拳を受けて外そうとしても、そのような稽古が基本動作の積み重ねと成り得ないことはあきらかである。剣を用いての基本動作に帰って手順を確認し、剣が湾曲しないことを知るべきである。理合の習熟には手順の中で呼吸の緩急を突き詰めることが肝要である。一眼二足三胆四力には頭で考えるという要素が含まれない。
2014年
10月
01日
水
*降氣の形から陽の陽・陰の陽に巡って受けの手首を真中で取り返し対側の手で四方投げの持ち方でなおも取り替えると始めに与えた手は丹田で陰の陽、昇氣で、入身運動とともに目付の転換にて開いた側頸に結ぶ。そこから陽の陽で発して受けの側頸に取りの橈側前腕を与えて母指先の反りの方向へ巡って残心。