2015年
12月
23日
水
*軸足を作らなければ体軸の移動はできない。魄氣で体軸を通さなければ動作を魂氣の三要素で行うことが出来ない。
*単独動作の一教運動裏では陰の陰で額に結ぶ魂氣が、交差で与えた場合降氣の形の陰の陽で側頸に母指先が向いている(接していないが結ぶ思い)。そのままで対側の手を陽の陰で返し突きを逆半身入り身転換・置き換え・踏み換え(後ろ回転)。降氣の形から陽の陽では表(画像③)。
*俯せになった受けの上肢は屈曲して指先は背部で項に結ぶ(実際に接触させるのではなく項を指すように固める)。手首より近位が伸展していては固めの効果はない。
以上 稽古納め、
納会へ。
2015年
12月
20日
日
*鳥船の陰の魄氣は呼気で胸を最大限開く、陽は吸気で胸を両上肢で閉じ肚を最大限広げる腹式呼吸(画像①)。呼気では魂氣を丹田に結び肚を閉めて胸を開き、吸気では両手で魂氣を発して胸を閉め、肚を広げる。陰の魄氣では軸足、腰、体軸が一直線で、目付けが水平に前方を向く。
*一教運動は剣線を外して対側の足を剣線に向けて進める。四方投げ、入り身投げ、天地投げのいずれも手・足・腰・目付けの一致で受けの真中へ表から/裏から魂氣と魄氣を結ぶ。
*初段審査:
鳥船、 両手で氣の巡り、 入り身転換 、入り身転換反復、回転前方/後方、 一教運動表/裏、 坐技片手取り呼吸法、坐技両手取り呼吸法、片手取り入り身転換/体の変更、突き外転換、 突きに横面打ち入り身転換、 片手取り呼吸法表/裏、交差取り呼吸法、片手取り隅落とし表/裏、 片手取り外転換鏡返し、坐技正面打ち一教から四教、立ち技正面打ち一教から四教、片手取り/交差取り二教、片手取り四方投げ表/裏、片手取り外巡り呼吸投げ、 正面打ち入り身投げ表/裏、両手取り天地投げ、諸手取り側頸から陽で呼吸法、諸手取り額に結んで回転・呼吸法、 諸手取り外転換・降氣の形から回外して呼吸投げ、 横面打ち四方投げ、横面打ち入り身投げ、突き小手返し表/裏、 後ろ取り天地の結び・呼吸法、 後ろ肩取り天地の結び・呼吸法
2015年
12月
16日
水
2015年
12月
09日
水
*一教運動裏の魂氣は降氣の形から回外して陰の陰で額に結ぶ。両手で氣の巡りとして母指を剣に見立てて抜刀近似で狭義の陽へと発する。
*取らせた手の方向で受けを見上げるということは振り子運動で反対方向へ体軸を傾げることで四方投げの持ち方とした手背に額を迎えることが出来る。受けが後ろを通るとき体軸を戻し、さらに目付けを反対側に転じると共に初動で取らせた手の方へ体軸を傾げて額から相対的に陽で四方投げの腕を伸展し受けの中心に差し上げる。再度体軸を正中に戻すと同時に魂氣を丹田に振り降ろす。
*坐技の場合足腰で魄氣の三要素までは使えないが、上体は振り子運動で傾ぐから魂氣は額から対側の側頸・丹田へは一直線で降りる。
*外巡りで静止してからは受けの異名側の母指球を包むことが出来ない。受けの対側の手が重なって覆っているからその下にある手の母指球を包むことが出来ない。その表面にある対側の手の小指球を包んでしまい、二教表となる。いずれも包んだあと両手で氣の巡りで同じ動作で。
2015年
12月
05日
土
①午前 「身体のメンテナンスに有効なストレッチ方法」
講師:静岡産業大学、名古屋リゾート&スポーツ専門学校 非常勤講師 松井健一先生
②午後 普通救命講習会(実技)
吹田市消防本部北消防署
普通救命講習修了証発行
参加:辻本、越智
天神町道場稽古
2015年
12月
02日
水
*受けの手刀を取りが与えた魂氣の接点で押し払おうとしても陰陽・巡り・結びにはならない。それは魂氣の動作ではない。
*小手返しは、受けの手首の遠位端に向かって陰の陽で巡ること。受けの母指球の近位側に取りの小指が接して掌を包めば、陰の陽で受けの母指球を包むこととなる。足先を一歩後方に置き換えると、陰の魄氣で魂氣を受けの母指球とともに丹田に結ぶ。後ろ回転で受けの手首は屈曲し、対側の掌を受けの手背に被せてその小指球側からも包むと、受けの指全体がその項へ巡る。取りの両手が受けの手首を鋭角に屈曲させるほどの仕事量は必要としない。体が丸まって残心も目付けも失うからである。
*手刀で打てば手首を掴まざるを得ない。陰陽の巡りでは母指球を包むしか無い。