2015年
1月
25日
日
*下段に与えて交差取りを見て目付を外に・足先をその方向に向けて入り身転換すると腰の後ろに陰の陽で結んでいた魂氣は相対的に丹田に巡るからそのまま昇氣で側頸に結ぶと同側の足先は後ろに置き換えて軸足の交替・踏み替えてさらに軸足が交替して入り身転換となり・魂氣を陽の陽で側頸から発する・残心。
2015年
1月
21日
水
*受けの脇の隙間に額から着けていくが同名側の側頸に受けの前腕が着き、受けの手を四方投げの持ち方で持った取りの手背が回転とともに額に結ぶ。
2015年
1月
14日
水
*前/後方回転は軸足を作ってその前か後ろへ対側の足を廻して置き換える。廻すためには浮かせた足の膝を屈曲することが肝要である。膝を緊張伸展して下肢を振り回すと軸足の周りに着地できない。離れたところに軸足を移すと体軸がぶれる。軸足の交替が不首尾となれば固くて平衡を欠いた入り身転換に留まる。
*正面で三教に取ろうとすれば受けの手背を包もうとする動作になる。坐技入り身運動の要領で体を入れて、なおかつ陰の陰ではなく陰の陽で小指球を包み(三教裏の固めも同じ)、直後に体を戻して取りの母指球を突き出す(陽の陰)。
2015年
1月
12日
月
*降氣の形の陰の陽が緩み、回転に連れて腕を伸ばして受けを投げようとするのは魂氣の結びが軸からはなれることであり、相対的に取りの軸がぶれて、与えた手と受けの諸手が中心となってしまう。つまり軸の交替の都度体軸の周囲が廻ることによる回転であるから、軸が固定してなおかつぶれると、片手の付け根が軸となって腕が受けを廻そうとしてしまう。
*軸足の交替が曖昧になり、両足で踏ん張って魂氣を陽の陽で差し上げると、体軸は軸足を欠いて両足の間で地に結ぶから、受けの体軸に結びきらない。体軸と伸びた腕を倒して肩で受けの胸を押すしかない。
2015年
1月
11日
日
*幸町道場稽古始めの記録参照
2015年
1月
07日
水
*額に振りかぶるとき軸足を作っているから腰が降りて額の方からも迎えにいく。一瞬で額に手背が結び目付を水平に戻して体軸は直立で陰の魄氣・後ろ回転。対側の足は上に跳ね上げて軸足の踵に接するように置き換える(画像)。
*足を後ろに置き換えるのは軸足をその場で交替すること。回転は元の軸足がその場で内に廻って踏み換える。それで再び軸となる。コンパスで半円を描くように後ろへ廻して、結果両足で地を踏むと軸足不在で、体軸が上体を廻しても地からの魄氣の結びが解けている。これでは軸の無い捻れである。前/後方回転こそは魄氣三要素の一つであり、いわば魄氣の螺旋の巡りである。
*丹田で受けの母指球に触れなければ内巡りか外巡りで呼吸法か入り身投げ。