2015年
3月
25日
水
*片手取り呼吸法の陽の陽に合わせた同側の入り身の足は、拇趾先を踏み急がず、置くだけで(画像②〜⑤)、魂氣が体側に巡ると同時に踏み込んで軸とすれば拇趾先は外側に45度捻れて母指先に合わせていける。そこで送り足・残心が出来る。踏ん張って軸足としてしまってから同側の魂氣を陽に発すると、足腰の向きと手の向きが一致しない。魂氣と魄氣の結びがなければ合氣が産まれない。つまり、腕と肩と体軸の傾斜で受けを押し倒す動作に留まる。取り自身の単独動作としての氣結びが成立しない。陽の魄氣と陽の魂氣で固まるから残心とは対極。
*相半身で外入り身のとき、魂氣を陽の陽で天に差し上げ受けの前頸部を確実に擦り上げること。体側の上肢は受けの側頸を降氣の形で包み、異名側の取りの頸部に結んでいるから十分に畳んでいる。これが緩むと容易に受けの背に乗ってしまう。
2015年
3月
22日
日
*直突きは杖先を与えて対側の手で杖尻を取って陽の魄氣で扱いて送り足とともに陰の陽で丹田に結ぶ。丹田を過ぎて差し出せば陰の魄氣で丹田に巡って残心。
*受けの初動が突きの場合も後手で外転換・入り身。同じ動きで入り身投げ
2015年
3月
18日
水
*陽の陰・陰の陽では吸気で手を広げて掌を受けの顔に被せ・呼気で小手返しの手で取りの体側に巡る
*外巡り外入り身転換は裏。内三角の頂点よりも受けの前足寄りに魂氣を結ぶから前受け身に至らない場合が多い。陰の陽で体側の膝に巡らし二教固めへ。
*裏は降氣の形から二教の手で額に巡って同側の足を前方に進めて後ろ回転の軸足とし対側の手で四方投げの持ち方で手背を額に結び後ろ回転・受けの項に正面打ち近似から丹田へ巡って残心。
2015年
3月
15日
日
*受けの手首と肘の屈曲。取りが小指球から巡って陰の陽になれば、受けの肘は伸展して二教裏とならないから、受けの脇の内に母指先を進めて鳥船の陰の魄氣とする。陰の陽のままでは三教への持ち替えが術理。
2015年
3月
11日
水
*魄氣を踏み替えて陽にすれば前方回転で表。いずれも180度までの回転で振り返る。
2015年
3月
08日
日
*入り身が受けとのすれ違いにならないように。魂氣を受けの側頸から腰の後ろへ響かせて底を抜くこと。魂氣はそのまま取りの丹田に結んで、残心によって受けは取りの前を螺旋で落ちて後ろの地に結ぶ。
2015年
3月
04日
水
*陽の陰で丹田に結ぶ魂気の巡りと、魄氣の後ろ回転が合わさる合氣で小手が返る。後ろ回転ではなく四股立ちでその場の地に向けて魂氣を270度回転させる小手返しでは、手背の過伸展に要注意。体軸の直立を無視して過度に手首を屈曲させる際は前もって必ず受けの対応を要請すべきで、稽古は外傷を発症させることが目的ではない。
*回転は陰の魄氣であるから軸足は屈曲して上体を支え・目付けを保つことで体軸は正立が維持される。膝上の手は回転が終わってから離して腰に巡る。
*魂氣と魄氣と目付けが動作しなければ軸足が回転と同時に伸展し、軸自体が揺れて受けとの結びが弛み、受けの体軸が弓なりにならず正立に戻ってしまう。廻り終えるまでの額への結びと軸足の確立が要訣。