2015年
5月
27日
水
2015年
5月
24日
日
*膝は直下の地に着ける。足を後ろに送って膝が着くと取りの体軸は前屈し丹田は後退する。受けとの間で魄氣の結びが解けると呼吸投げにならない。両者の手、取りの膝・腰と体軸の一致で地に結ぶと、受けは取りの体側に接して軸足を取り込まれ、前廻り受け身の姿勢になる。
*内入り身・送り足で受けの体に接すること。入り身・漆膠の身の実行。
*丹田にて受けの手首を取りの左/右の手に持ち代え、先の手は外巡りで直突きを前方回転へ。
2015年
5月
20日
水
*陰の陰で額に結んだ魂氣を陰の陽で側頸に巡らすとともに同側の足を前から後ろに置き換えると受けの魂氣と魄氣に結び、踏み替えて陽の陽で魂氣を発して呼吸法。
*額に結んだ魂氣の降氣に合わせて対側の手を振りかぶると、取りの体軸と目付けは保たれ、受けの側頸に陰の陽で振り下ろして丹田に結ぶ。降氣の手は矢筈に開いて差し上げると、取りの丹田にある受けの側頸を中心として、取り返した手首までを半径として前方へ放つと回転投げ。
*体の変更=入り身転換+前の足を後方へ置き換える このとき陽の魄氣とするか、陰の魄氣とするか。以下の①②③を比較する。
①片手取り体の変更で、入り身転換に続き前の足を後ろに置き換え陽の魄氣の半身で(受けに取らせた)魂氣も陽の陽で差し出すと、取りの手を掴んでいる受けは取りの丹田から前方に放たれる。
②片手取り体の変更で、入り身転換に続き前の足を後ろに置き換え陰の魄氣で(受けに取らせた)魂氣を丹田に結んだまま、前の足を逆半身外入り身・相半身外入り身(一教運動表の動作)と進めたなら隅落とし裏。
(表は、与えた手を外巡り・対側の手で直突きして逆半身外入り身・送り足の先を相半身外入り身に進めて受けの後ろ三角で残心とすれば、受けに与えて結んだ魂氣は取りの腰の後ろに結ぶ)
③突きに、横面打ち入り身転換に続き前の足を後ろに置き換え陰の魄氣で(受けの母指球を包んだ)魂氣を丹田に結んだまま、後ろの軸足を後ろ回転の軸足とすれば小手返し。
*体の変更で陽の魄氣と陰の魄氣では基本動作として根本的に違う訳であるから、以後の展開は異なる。前者は受けを前に解き放つ。後者は隅落とし裏や小手返しに連なる。
結論:陽の魄氣でありながら半身ではなく正対して、魂氣を陽で差し出しなおかつ受けを静止させるという、片手取り体の変更の術理と意義については熟慮されるべきである。
2015年
5月
17日
日
*肘を落としても脇は前後に開いたまま、つまり体軸は前傾をとる。左右には閉める、つまり肘を外に張らない(画像①)。
*体軸は直立で目付けは側頸を開くために外へ向けると両方の母指先の反りの方向に合って、両手で氣の巡りによって受けはその方向に導かれ受けの正面は開ける。
*同側の膝と同時に母指先が地に結ばなければ体軸が大きく前屈し目付けは地に向く。その上で膝が後ろに後退して着くと丹田も後退し、手足腰体軸目付けの一致が充たされない。さらに受けの体軸に接した取りの体軸が後ろに離れて、魄氣の結びが解ける。
2015年
5月
13日
水
*後ろ回転反復の最終の踏み替えを、足先の置くところまで確実に動作出来るよう稽古する。そのために目付けを失わないよう。後ろ回転の後半で、置き換えの足の畳みかたが弛み、半径が大きくなると、受けを見てしまう。その目付けの反対方向に両足を踏ん張って腕で回そうとすれば、軸足を失って体軸が受けから離れ、魄氣の結びが解ける。
*一教運動はいずれも両手で氣の巡り。その陽の陰の魂氣に目付けを合わせて逆反身内入り身(表)または逆半身外入り身転換(裏)。初動の接触は陰の陰から陽の陽で結ぶ。初動の軸足は剣線上で受けに対して内へ足一つ分入って踏む(表)/外へ足一つ分出て足先は受けの中心に向いて踏む。
*両手で氣の巡りは、広義の陽で魂氣の及ぶところを、右手が狭義の陽なら左手は狭義の陰で巡る。左右が広義の陽から陰に巡る限界では両手が並ぶ。この瞬間は陽の陰から陰の陰に巡る側に目付けを向け、同側の足先を逆半身内入り身(表)/逆半身外入り身で同時に進めることが肝要、両手・足・腰・目付けの一致をここで作る。
*剣合わせに近似
2015年
5月
10日
日
*上段に与えた手を受けが手刀で守り、接した瞬間陽の陽で結ぶ。同側の足先は拳一つ分だけ進めて軸とし、魄氣は逆半身外入り身に続き一教運動表で相半身外入り身。
*降氣の形から回外の姿勢と同じではあるが、外巡りの分受けの手首の外に取りの母指球外側が密着する。
2015年
5月
03日
日