2017年
10月
29日
日
2017年
10月
18日
水
*返し突き入り身転換で魂氣が陽の陰から陰の陽へ一気に巡ることが出来ない場合は相対的に陰の陰で側頸の高さに畳まれることとなる。つまり魂氣が魄氣と結んで体軸を作ることこそ合気の本質であるから、魂氣は降氣の形で回外して受けの上腕を伸側から包んだまま側頸の高さで体軸の一部を成している。一教表において、送り足で魂氣を陰の陰に畳んで側頸の高さで肩に置き、井桁に進んで陽の陰に発する時の広義の陰の魂氣である。大仏の手。
*後ろ回転の軸足交代によって受けの手首は下丹田を離れて取りの非軸足とともに外側後方に導かれ、その上肢は進展する。受けの体軸に結んだ取りの足腰が一瞬非軸足となって内股に踏み換えると同時に魂氣は陰の陽で下丹田に巡ることが出来る。受けの上肢は今や進展して陽の陰で取りの下腹深部に食い込み、伸側は天を向いている。
*ここで内転換と魂氣を下丹田から外巡りで取りの肩にある受けの手首に四方投げの持ち方から取りの手首を伸展して二教。正面当ての手は陰の陽で受けの小指球を包み取りの方に置く。
*受けが抑えに掛かったとき取りの魂氣に陽の陽の外転換は有り。陰の陰で内転換は有りか。
2017年
10月
11日
水
*同時打ちには、横面打ち入り身転換。後手には直突き入り身転換と鎬を作って返し突きで入り身転換。
*上丹田に巡った魂氣が下丹田に降りるとき、受けの手に触れたら陽の陽で跳ねて比礼振りで、体軸の前進とともに受けの側頸へ。受けの手が引かれて取りのか丹田に結べば外巡りから陽の陽の陰で受けの側頸へ。いずれも陰の陰で受けの背から底を抜いて取りの下丹田に巡って結ぶ。
*画像では、一旦外転換して反復内転換で軸足交代し、体軸を確立している。そこから陽の魄氣で体軸を前の非軸足側へ移しえて入り身・残心とともに魂氣を下丹田に結ぶ。
*軸足交代の前に、前方の軸足とともに体軸を作っている同側の魂氣を早々と伸展しようとすれば、体軸を成す合氣が解ける。つまり片腕の筋力のみで受け全体を持ち上げようとするに等しい。
2017年
10月
07日
土
*確たる軸足が初めて対側に非軸足と陽の魂氣を生み、体軸の厳然たる移動を可能にする。それはとりもなおさず受けとの結びであり、魂氣は受けの底を抜き、取りに巡る。合気の技の成り立ちだ。
2017年
10月
04日
水
*上下丹田に結んだ両手:受けに後ろで与えた両手は入り身転換で受けの側面に接して上下丹田に置き、陰の魄氣で直立した体軸に任せる。置く、とは結ぶに等しく、氣の置ききどころとは各丹田である。
両手を陽の魂氣のまま巡りを止めて受けの重さを制御するには無理がある。体軸上に休ませた魂氣を陽で発して初めて受けに響く氣力を与えることが出来る。