2017年
12月
23日
土
*降氣の形(腕を畳んで陰の魂氣が体軸の一部となる)から手首を外にまわして母指先が前方を指すことが呼吸投げを産む要訣である。
*呼気相で上肢が弛緩屈曲する状態は所謂脱力であり、屈筋の力みは不要である。母指に限られる伸展と直角に屈曲した手首に陰の魂氣を思うことが技を産む要である。陰のまま呼気を続けて軸足交代で体軸を離れて同側の非軸足・膝とともに地に結ぶ。
山田師範のご指導
画像④稽古会を終えて
2017年
12月
20日
水
2017年
12月
16日
土
2017年
12月
13日
水
*振込み突きからの内転換で陽の魄氣とするなら横面打ちの切り返しがその場に居付いてしまい、入り身転換まで食い込めない。
2017年
12月
06日
水
*習熟するとは、大本をしっかり根付かせて、次第に四肢末端、目付け、体軸に思いと動作を及ばせるのであるが、いつも新しいままの記憶は無意識で呼び戻すことが出来ない。早く古い記憶とすれば身に付いて、忘れず動作出来る。時を超えて古くする方法は、繰り返し稽古することである。はじめのうちは氣の思いをいちいち呼吸とともに動作することである。両手を使う武技では腹式呼吸が圧倒的に優勢であるが、だからといってそれをはじめから無意識に任せるような稽古は名ばかりの呼吸法となる。
*合氣道は呼吸に伴う弛緩屈曲と緊張伸展により身体を限界まで利用する武道であり、これを禊という動作で現して性命をリセットすることで始まる。精気みなぎる自己の確立は武技の産まれる前にあってこそ勝利するものであり、正勝、吾勝、勝速日を動作と思いで現すことが根本であろう。