2017年
1月
25日
水
以上、北村副指導員にて。
① 外転換・降氣の形で取りと受けの手で作る隙間に対側の手を両手で氣の巡りで受けの手首に結ぶと始めに与えた手は外巡りで陰の陰から陽の陰で返し突きを受けの側頸へ発して、同時に逆半身外入り身・井桁に進んで陰の陽でそ受けの側頸を包み漆膠の身で取りの側頸にも結び、入り身の足先に同側の手を陽の陽で合わせると陰に巡って取りの両手が合して母指先は受けの背部へ密着しつつ取りの下丹田へ結ぶと相半身外入り身投げ。魂氣の両手で氣の巡りを左右反復する。
② 降氣の形から回外して逆半身外入り身転換・反屈した受けの手首の下(空の氣)に同名側の魂氣を陽の陽で差し入れ掬い取って、始めに与えた手は降氣で母指先を地に降ろし、他指で後ろへ掃いて外巡りから陽の陰で受けの側頸を包み、反復入り身転換で受けの手首を取った手は受けの真中に返す。
① の外転換では与えた手の下から受けの手首の上へ魂氣を上段に与えて陽の陽で氣結び、
②の入り身転換は与えた手の上から受けの手首の下へ陽の陽で掬い取り。
2017年
1月
22日
日
*前方回転は非軸足を後ろから一回転置き換えるが、実際は270度非軸足先を廻し、そこで膝を折り曲げて軸足の下に着地すると360度になる。
*後方回転は始めから膝を折り曲げて軸足の後ろに置き換えて一時的軸足とし、始めの軸足を225度その場で回転して軸足に戻る。
2017年
1月
18日
水
*連続する坐技・膝行を膝関節腔に受け止めると鍛錬にはならない、脛骨粗面を軸とする。
*裏は入り身転換・体の変更を陰の魄氣で魂氣は下丹田に結んだまま。半身を転換して受けの後ろ三角へ入って下丹田の魂氣を真下の地に結ぶ。
*前半の坐技二教と終末のそれの違いを知る。片手/交差取り二教を自在に動作する。
2017年
1月
11日
水
*額から対側の頸部に母指先が降りて下丹田まで更に降りる。上丹田に結んだ魂氣が体軸の回転に伴い結びが解けて宙に舞うと受けの諸手は取りの側頸体軸への結びも解ける。
*一回転があって初めて270度の回転、180度の入り身転換、90度の転換が在る。
*母指球を回外して突出すだけでは手首が反屈して示指球へは魂氣の流れが屈折すると考える。直後に手首を一直線にして、受けのつぼに嵌まった示指球までを真直ぐに伸展する。
2017年
1月
09日
月
*大仏の手で終える。両手で氣の巡りが一方は陰の陽で下丹田に巡り、他方は陽の陰で上段から降りてくる高さで。
2017年
1月
04日
水
①降氣の形で母指先は一旦側頸に向かい、脇を閉めて手首を屈曲したまま母指先を内から外へ水平に回して受けの方へ向ける(回外する)と、受けの反屈した手首の屈側に取りの手背が密着し同時に受けの手は屈曲する。吸気で取りの魂氣を陽の陰で受けの真中に向かって開くと(接点から拳一つ分入って)魂氣の結びが成立。受けの対側の手が地に着いて上体を支えたら呼気で一気に小手返しの手として体側に巡り、手背を地に着けると受けは取りの外側後方に転じる。
②下段に与えた魂氣は母指先を外に巡って肘を落とすと、手掌を受けに見せて全手指は天を向く。母指外側は受けの手首に接しており、小指球を受けの前腕近位に接して手掌を取りに向ける(内巡り)と手背が受けの前腕に接して結ぶから陽の陽で受けの真中に伸展する。下丹田に巡って横面打ち入り身運動。受けは取りの腹側に俯せで落ちる
③降氣の形で母指先は一旦側頸に向かう。母指先の反りに合わせて外に向け、更に腋を閉めたまま母指先から外へ魂氣を発するごとく伸展して行く。受けの腕の上にある空間(真空の氣)に吸気で陽の陽の魂氣を発して上肢を伸展していく。受けは取りの外側に転じる。
*額に結ぶ際、陰の陽で指先は地に向かう(後ろ両手取り天地の結びに一致)。内に巡っている母指先から地に降りる思いで真下に降ろすと同側の非軸足はその場で膝を折って同時に地に着く。魂氣は膝の外に接して腋は閉じる。
*次の回転投げの様に一歩後ろに退いて体の変更を行うのではなく、その場で膝を折って地に着く。
*降氣の形は上肢を畳んで(肘・手首・手指を屈曲して腋を閉じる)母指先を側頸に向ける。そこから母指先を前に向けて受けを指すように回す(回外と呼んでいる)とき、腋が緩まないように。弛緩屈曲は、屈曲した手首の先と母指先を下丹田(体軸)で支える。腋が空くと肩で腕をつり上げる形となって、所謂力の入る動作になる分母指先への集中がならない。緩んだ腋でもいいから、回外と同時に一層、しかし力まず、腋を閉める思いを描くのが良い。