2018年
2月
28日
水
*しかし、陰の陽で与えて片手取りと交差取りを同時に仕掛けられた場合はそのまま吸気を続け掌を開き、魂氣を陽で発することは出来ない。息が詰まる。同側の足は陽の魄氣で地を踏むが軸足にはなりきれない。そこで、腋を開こうとせず呼気で陰に転じる。つまり下丹田に結ぶわけであるが、このとき母指先からは前方へ魂氣を発している(松の手、画像)。前にある同側の足を軸足として後ろを非軸足で内に置き換え、内転換で軸足交代すると、魂氣は〝空の氣を解脱して真空の氣に結ぶ〟で掌を天に向けてから母指先を含め全ての指が水平に開き陽の陽(竹の手)で受けの異名側の手首に乗り、陰に巡ると手を取り返すこととなる。陰の陽で下丹田から上丹田に振りかぶり(梅の手)入り身転換すると対側の手を添えて四方投げの持ち方となる。
松の手から竹の手、さらに梅の手へ、上段受け流しの剣に近似である。
諸手取りに片手取りとして対処するわざである。
*諸手取りに交差取りとして対処する場合は、2月14日の幸町道場稽古の記録を参照。
*詰まれば陰で体軸に与り、転換で軸足交代した非軸足と共に真空の氣へ解脱して陽で発する。
2018年
2月
25日
日
2018年
2月
21日
水
松:直突き、振込突き(正面打ち)
竹:外巡り陰の陰、二教の手、返して陽の陽(横切り)
梅:内巡り陰の陽、小手返しの手、上段中段の鎬の手(受け流し)
(以上は井上枝美子師範ご指導と口伝より試みた整理)
*隙間に差し入れず(隙間のない場合:受けの腕が反屈伸展せず屈曲弛緩の場合)陰の陽で受けの手首に上から被せて四方投げの持ち方で手背を額に結べば四方投げ表。
2018年
2月
14日
水
*陽の魄氣には陽で魂氣を発し、陰の魄氣では下丹田に結んだまま。前者では開いた腋から受けは前方に放たれる。後者では受けの手が取りの魂氣とともに下丹田に結ぶことで背側に崩れる。軸足交代で体軸移動を連ねて行くと次の二教裏。
*諸手取り四方投げ、二人掛け四方投げに繋ぐ
2018年
2月
12日
月
*陽の陰で与えた諸手取りの外転換反復四方投げとの違い
2018年
2月
07日
水
*受けの諸手を縦に並べて一方は上丹田に、他方は下丹田に繋ぎつつ、上丹田から前方に発しては下丹田に巡り、振りかぶって前方を打つ。打っては下丹田に巡り、昇氣で振りかぶっては打つ。