2018年
3月
28日
水
*降氣とは、呼気で弛緩屈曲して上肢を腋で完全に畳んだとき母指先が側頸を指す状態を降氣の形と呼び、なおも呼気で腋を直角に開くと母指先は側頸に着いて魂氣が中丹田・体軸へと響き下丹田まで結んだという気持ちになる。気の仕組み、気の置きどころ。母指先は左右が前胸部で接して下丹田まで陰の陰(二教の手)で降りていく。
*前腕・上腕は魂氣を発する思いで肘を伸展し、手首は弛緩屈曲するから母指は地を指し、他指は下丹田に巡る(鳥船の画像①②)。
2018年
3月
25日
日
*参級昇級審査 四級から超えた点:二教の取り返しが秀逸。弐級への目標は技を掛けても残心を欠けば技が生まれないことを知る。受けが指導すべき点。
*壱級の昇級審査(動画⑤) 弐級から超えた点:残心こそが技の切れを感じさせる本体であることを体得している。初段への目標は、軸足への完全な交代が体軸の確立であり、軸足にまかせきることで非軸足と魂氣の発兆が生まれることから、力強い安定感にしなやかさと速さが加わるように。力強さは呼気相、しなやかな速さは吸気相。呼気は地に降り、吸気は天に昇る。
2018年
3月
21日
水
*徒手の足腰は入り身・継ぎ足で突き/横面打ちの残心。技の産まれる瞬間。
*杖は継ぎ足で突き/正面打ちの極限、打突撃の瞬間。残心は陰の魄氣で軸足の確立。鳥船の呼気(イェイ)。徒手と武器の間合いは残心に違いを生む(動画③)。
*打ち下ろす前に十分振りかぶる。つまり地に巡るとき前屈みにならないで、体軸を立てたまま、軸足の膝で降氣を支える。
*単独呼吸法坐技で魂氣の三要素を呼吸とともに動作することを等閑にしないこと。禊と坐技呼吸法こそが合氣道の核心であるから。
2018年
3月
18日
日
2018年
3月
14日
水
2018年
3月
07日
水
*片手取り呼気で降氣の形は母指先が側頸を指している。このとき受けの手が屈曲したままでは母指先を外へ回して受けに向ける(我々は回外と称しているが運動生理では回内となる)ことは出来ない。腋を開いて母指先が側頸に着くと上体の入り身運動で取りの上肢は受けの手を被い、吸気で陽の陽と魂氣を発すれば昇氣呼吸法へ。